なんとか、ランタイム版で快速会計を活用したいとのご要望にお応えしたく
【2023/07/06 追記】
偶然ですが、現在、Accessランタイムに関係する案件が2つありまして、平行して対応しています。
今週中に結論が出るはずです。
Accessランタイムで運用してもエラーにならない特別Versionが完成するか、しないか。
もう少し、ジタバタしてみます。
諦めが悪いといいますか、性格がしつこいといいますか。
可能性があるなら、その最後のひとかけらを拾いに行きます。
1.古いノートPCにも、快速会計とMicrosoft365がインストールしてあったので、まずは、それらをアンインストールしました。
2.Access Runtime 2016 の32ビット版(×86と表示されている方)をダウンロードして、インストールしました。
※Microsoft365 Access Runtime もありますが、ダウンロードのボタンが見つけられず(^_^;)、機能的に2016で十分なのでこちらを選びました。
3.快速会計 for Access Ver.6.10(フルセット版)をダウンロードし、zipファイルを右クリックし、「すべて展開」しました。
フォルダの中の setup.exe を実行しました。Windows Defender SmartScreen に邪魔されますが、本サイトの「Ver.6.10 フルセット版のインストール」のとおりに進めて、インストールが完了しました。
4.さて、ここからです。ランタイム版では、Accessのオプションを開いて「信頼できる場所」の登録ができません。
「えい!」とCドライブの快速会計フォルダの中の KaisokuKaikei.accde をダブルクリックしてみました。
その結果は、、、、
予想通り、エラー表示が出て、快速会計を起動できませんでした。
5.私は、仕事柄、保存先のフォルダを「信頼できる場所」に登録することができるという便利なソフトウェアを持っているので、そのソフトウェアをCドライブの快速会計フォルダに保存して実行してみました。
そしたら、なんと、「すでに信頼できる場所に登録されています」と表示されて、あれれ?
つまり、前に使っていたMicrosoft365で「信頼できる場所」の登録は終わっていて、Microsoft365をアンインストールしても、Windowsのレジストリの値は削除されずに残っていた、ということです。
であれば、上記4.のエラーは「信頼できる場所」の登録が完了していたうえでのエラーとなります。
やはり、以前はできていたことが、現在は、ランタイム版ではできなくなっている、というのが残念な結論のようです。
6.再度、Microsoft365(32ビット版)をダウンロードして、インストールしました。
この環境では、もちろん問題なく、快速会計が起動しました。
※別のトピック「Accessランタイムとは?」で、「珍しいケースだと思いますが、オフィス製品をまったくインスールしていないパソコンに、Accessランタイム(32ビット版)をインストールするなら、安心してお勧めできます。古いデスクトップPCを、会計用の専用機として使うとかは、むしろ、お勧めします」などと、いま思えば無責任なコメントを書きましたが、ここに、訂正させていただきます。
快速会計の動作環境として、Accessランタイムを使うことができないようです。
謹んで、お詫び申し上げます。