Ver.5.20の主な改善点と追加機能

Ver.5.20の主な改善点と追加機能


快速会計 for Access Ver.5.20 は、2020年9月9日からVectorでのダウンロードが出来るようになりました。
Ver.5.20 のインストール方法および主な改善点と追加機能は以下の通りです。

★インストールガイド————————

※ このプログラムはバージョンアップ専用です。

※ MS-Access 2010以降のパッケージ版かランタイム版かOffice365(いずれも32ビット版)を、あらかじめインストールしておく必要があります。

1.まず、快速会計 for Access Ver.5.10(前バージョン)の、インストーラー付きのプログラム・サンプルデータ・ヘルプファイル等一式(KaisokuKaikei.zip)のダウンロードとインストールを行って下さい。

2.前バージョンのインストールが完了すると、Cドライブに「快速会計」というフォルダが作られますので、当ファイル(KaisokuKaikei520.zip)を「すべて展開」して取り出した「KaisokuKaikei.accde」ファイルを「快速会計」フォルダ内に保存して下さい。

3.「同じ名前のファイルが有ります」と確認が表示されますので、上書きして下さい。

4.「KaisokuKaikei.accde」ファイルをダブルクリックすると、プログラムが起動しますが、最初はセキュリティの警告が出ると思います。ログインフォームにある説明の通りに対処して、「コンテンツの有効化」をして下さい。

5.「設定」メニューから、「信頼できる場所」の設定をして下さい。Accessのパッケージ版をお使いのかたは、Accessのオプションから「トラストセンター」に進み、「信頼できる場所」の設定をして下さい。ヘルプファイルも参考にして下さい。

6.【ショートカットをデスクトップに作る】
「KaisokuKaikei.accde」ファイルを右クリックして、「送る」から「デスクトップ(ショートカットを作成)」をやると、毎回の起動が楽になります。アイコンの変更もできます。

★修正点・改良点について———————-

【Ver.5.10→Ver.5.20】

・振替伝票で税区分を「簡易入力」するか「標準入力」するかの初期設定を「消費税の設定」メニューでできるようにした。

・消費税の課税事業者か否かの判定をし、振替伝票の「簡易入力」「標準入力」のパーツの可視・不可視を切り替えるようにした。

・「税区分別取引集計表」の残高を集計する方法をより精密にした。

・「税区分別取引集計表」の表示・印刷の不具合を修正した。標準課税以外の税区分で表示・印刷したとき、貸借両方に値のある勘定科目が2行になる不具合を解消した。

・「税区分別取引集計表」の末尾の説明の文言を訂正・加筆した。その他、若干のデザイン変更をした。

・「税区分別取引集計表」の集計期間の印字を和暦で行うようにした。

・合計残高試算表フォームに印刷のオプションを設けて、集計期間の印字を和暦か西暦を指定して行えるようにした。これに伴い、集計期間を設定するコンボボックスのデザインを変更した。

・補助科目に詳細な消費税区分を設定できるようにした。振替伝票から開く補助科目登録のダイアログでも同様の改良をした。
例えば、福利厚生費に「飲料・食品等」といった補助科目を作り、その消費税区分を[課税8%軽]に設定すると、間違いなく仕訳に正しい税区分設定ができる。

・上記の変更に伴い、勘定科目・補助科目マスタのフォームで部分的にデザイン変更を行い、いくつかの制約を緩めて設定しやすくした。

・元帳、仕訳日記帳、補助科目残高集計表で、表示中のデータをCSV形式の表にエクスポートできるようにした。

・各フォームの「部門コード」コンボボックスのプロパティーで、書式・入力規則を厳密に設定した。

・2月決算法人における閏年の期末日の設定方法を見直した。

・合計残高試算表フォームの操作説明書の説明文に加筆した。

・消費税区分別取引集計表フォームの操作説明書の説明文に加筆した。

・「消費税の設定」のサブメニューで、説明文の修正をした。

・その他、表示されるメッセージの適正化、細かいデザイン修正などをした。