快適操作の会計システム(フリーソフト)

白色申告をする個人事業主さまへ

「快速会計」で集計ができます! 今年も、確定申告の時期が来ました。弊社のお客様にも、白色申告をしている個人事業主がいらっしゃいます。担当者である私は、当然ですが、「快速会計」を使って、売上や必要経費の集計をやっています。 …

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<インボイス制度>クレジットカードの利用明細書はインボイスになるか?

インボイスには該当しません! インボイス制度について、国税庁から分かりやすいパンフレットが発行されましたので、ご案内させていただきます。https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeim …

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税区分別取引集計表の不具合について

「売上値引」などの売上控除科目を使った場合に、、、 https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/kaisei/202304/03.htm 「少額な返還インボイスの交付義務免 …

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快速会計の機能追加の予告

税区分別集計表に、機能を追加します。 インボイス制度で事業者の登録日が1日でなかったために、集計対象の最初の月がひと月に満たない場合の処理です。<処理内容>登録日の前日までの仕訳データを削除し、登録月の1日から集計します …

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白色申告をする個人事業主さまへ

「快速会計」で集計ができます!

今年も、確定申告の時期が来ました。
弊社のお客様にも、白色申告をしている個人事業主がいらっしゃいます。
担当者である私は、当然ですが、「快速会計」を使って、売上や必要経費の集計をやっています。
「快速会計」は小規模法人での運用を想定して作られていますが、貸借対照表の提出を要しない白色申告のかたには、活用していただけると思います。

法人と個人事業主では、貸借対照表科目で扱いが違います。資本金(元入金)や店主借・店主貸などの勘定科目で大きな差異があります。
しかし、損益計算書科目は共通性があります。個人事業主では「役員報酬」科目を使わない、という差異があるくらいでしょう。

インボイス制度が2023年10月から始まり、代金を支払う相手が登録番号を持っているか、持っていないかを記録しなくてはいけなくなりました。すべての仕訳でその記録をする必要はなく、経費の支払いと資産の購入のときだけ記録すれば良いのです。

「快速会計」では、実は、すべての仕訳で「登録番号あり」が既定の値として記録されることになっています。とんでもない仕様だと思いますよね(笑)
「登録番号あり」のときだけチェックボックスにチェックを入れるというソフトウェア(アプリ)が多いと思います。しかし、そのやり方は非常に手間がかかり面倒なのです。
「快速会計」では、「登録番号なし」のときだけチェックをはずすのです。実際には、チェックボックスではなくてオプションボタンというパーツを使っていまして、丸いブルーの点のようなパーツです。
オプションボタンにフォーカスが移ると、色や形が変わるので、そのときに、請求書・レシートなどを見て、「登録番号なし」ならスペースキーを押して「OFF」の状態にします。もう一度スペースキーを押すと「ON」の状態に戻ります。スペースキーを左手の親指で押すたびに、OFF→ON→OFFと値が変わります。マウスでもできますが、マウスを使わないほうが操作が速いのです。
6年間の経過措置期間中は、OFFの操作に連動して、自動的に、付箋に「80%控除対象」や「50%控除対象」の文字が記入されます。
ちなみに、銀行預金や売上高に関わる仕訳でも、行の右端に、オプションボタンが「ON」の状態で有るのですが、これは無視します。

上記の操作の結果として、税区分別集計表で、消費税の確定申告書を作るときに必要となる金額が正しく集計されます。
弊社では、「快速会計」で作った税区分別集計表の集計金額をもとにして、実際に消費税の確定申告書を、なんら問題なく作成しており、まだ短い期間ですが実績があります。

消費税の確定申告書を正しく作るために必要なことを、次に書きます。税率が2つになったときも面倒になったと感じましたが、インボイス制度が始まって、さらに面倒になりましたね。もはや、手書き帳簿ではどうしようもない状況になりました。

1.伝票日付を正しく入力する。
2.税率が10%か8%かを記録する。(不課税、非課税の場合もある)
3.インボイス制度の事業者登録番号があるか、ないかを記録する。
4.少額特例が適用されるかどうかを判断する。
5.インボイスが無くても仕入税額控除を受けられるケースかどうかを判断する。
6.免税事業者(登録番号なし)に代金を払ったときに、経過措置を受けられるかを判断する。