快適操作の会計システム(フリーソフト)

とても便利な複写機能があります♪

過去の努力の成果を生かして、楽をしましょう。 快速会計には、いろいろな複写機能があります。そのいくつかをご紹介します。 【1.伝票をまるごと複写する】総勘定元帳、補助元帳、仕訳日記帳などを表示して、各行の左端にあるレコー …

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補助科目に消費税区分を設定すると、どうなるの?

その答えは、「めっちゃ、便利ぃ~!」「めっちゃ、楽ぅ~!」 少し前の記事にも書きましたが(2025/10/18)、消費税の制度が始まり、仕訳をするときに、借方科目・貸方科目のそれぞれに消費税区分の設定が必要になったことで …

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信頼できる場所の設定

一番最初に行う、とても重要な設定です! 快速会計を起動するときや、会計年度を前期や翌期に移動して仕訳データを開きたいときに、いくつもセキュリティの警告が出て、そのたびに、カチカチと「OK」ボタンをクリックしている方は、い …

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快速会計での消費税区分について

「課税」か「その他」とは?おおまか過ぎないですか? 快速会計と他社製の会計ソフトで違っている点は多くありますが、そのひとつで、大いに戸惑うのが「消費税区分」だと思います。勘定科目マスタの設定画面で、いろいろな属性を設定し …

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とても便利な複写機能があります♪

過去の努力の成果を生かして、楽をしましょう。

快速会計には、いろいろな複写機能があります。そのいくつかをご紹介します。

【1.伝票をまるごと複写する】
総勘定元帳、補助元帳、仕訳日記帳などを表示して、各行の左端にあるレコードセレクターをダブルクリックすると、修正等専用伝票が、仕訳を読み込んで開きます。
「次の処理を選択する」ボタンをクリックして出た画面で、「複写」を選択します。
修正等専用伝票が複写モードになるので、日付、金額、摘要を入れ直して、伝票の登録をします。
私はしょっちゅう、この機能で楽をしていまして、主に、給与、借入金返済、毎月27日の自動振替などでこの機能が大活躍します。
小さな会社の役員報酬などは、支給額も控除額も毎月同じ金額であることが多いです。4月と10月に社会保険料の変更、6月と7月に住民税の変更がありますが、他の月は金額が同じなので、支給日と摘要の「●月分」を変更するだけで仕訳が完成します。
借入金返済は、口座振替日と支払利息の額を変更するだけで仕訳が完成します。
毎月27日の自動振替は、月の変更と一部の金額を変更するだけで仕訳が完成します。

【2.振替伝票にある複写機能】
勘定科目コードにカーソルがあるときに「+」キーを押すと、前行の勘定科目コード、補助科目コード、消費税区分が複写されます。
借方科目、借方金額を入れたあとに、貸方科目を入れ、貸方金額にカーソルが移ると自動的に借方金額と同額が複写されます。
なにかの都合で貸方金額に別の金額を入れてから、借方金額を削除して(金額欄空っぽで)抜け出ると貸方金額が借方金額に複写されます。逆も同様です。金額の入れ直しで、借方・貸方に同じ金額を手入力しなくて良いのです。
摘要欄にカーソルがあるときに、ダブルクリックすると前行の摘要が複写されます。

【3.出金伝票高速入力にある複写機能】
例えば、1行目に2025/12/24という日付を入れて、その行を完成し、Enterキーを押して2行目に移り、日付に関してなにも操作せずにEnterキーで進むと、2行目にも2025/12/24という日付が入ります。同じ日付のレシートなどを処理するときに便利です。
ちなみに、行の最初にある水色のボックスに 28 と入れれば、2025/12/28という日付が入ります。年月ごとに分けて資料が整理されていれば、とても便利な機能です。
ファンクションキーのF8に「行コピー」の機能を割り当てています。複写したい行(前行に限りません。ずっと上の行でも)のどこかをクリックしたあとに、指押しか、マウスクリックでF8の「行コピー」の機能を働かせます。行コピーをしたあとに、日付や金額を変更します。
いつも、2,000円をSuicaにチャージしているときは、行コピーをしたあとに日付だけ変更すれば良いのです。
私が受託している仕事で、府中や鮫洲の自動車の免許を取得するための試験場に2,000円と損害保険料200円を支払ったという領収書が大量にあるのですが、常に支払先と金額が同じなので、日付だけを変更すれば良く、この行コピーの機能が大活躍しています。
借方の勘定科目コードにカーソルがあるときに「+」キーを押すと、前行の勘定科目コード、補助科目コード、消費税区分が複写されます。摘要欄にカーソルがあるときに、ダブルクリックすると前行の摘要が複写されます。この機能は、振替伝票と同じです。

初めて見る請求書や領収書を仕訳するときは、ある程度、時間がかかります。しかし、最初に上手に正確にできた仕訳は、自分にとって財産ですから、次回からはそれを複写して使うことで、時間短縮にもなりますし、間違いも生じにくいのです。

快速会計の複写機能を、ぜひ、活用してくださいね。