快速会計 for Access Ver.6.10 公開予告

快速会計 for Access Ver.6.10 は、フルセット版として公開します。(フリーソフト)

<2023/05/25 追記>
弊社ホームページから、新バージョンのプログラムのみ(評価版)をダウンロードできるようにしました。お試し版ですが、私(開発者)は毎日、実務で使用しております。なにか、お気づきの点が有りましたら、開発者までお知らせ下さい。

バージョンアップ版が続きましたし、ヘルプファイルの内容や画像が古くなっていましたので、ヘルプファイルとサンプルデータmdbを新しくしたうえで、初めての利用者様に活用していただけるように、インストーラー付きのフルセット版を提供することにしました。
公開は、2023年9月の初旬の予定ですが、できるだけ前倒しできるように努力します。

現在、ヘルプファイルと格闘中です。
文章はわりと楽ですが、画像のキャプチャーとトリミングなどが厄介です。
フリーソフトにしては立派なHTML形式のヘルプファイルができあがる予定です。
ご期待ください。

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以下に、まだ概略ですが、プログラムの改善点と追加機能を書きます。
より一層、使いやすくなります。

Ver.6.10の主な改善点と追加機能 ( 2023/8/31 )

●Ver.6.10は、インストーラー付きのフルセット版として提供することにした。ヘルプファイルとサンプルデータmdbも新しくした。

●消費税インボイス制度への対応

・基準期間における課税売上高が1億円以下または特定期間における課税売上高が5千万円以下の事業者が適用対象者となる「少額特例」がある。
その適用を受けるなら、会社マスタの特記事項の先頭に、「少額特例」の4文字を記入する(ユーザーによる入力)。下の画像のとおり。
それを手がかりとして、仕訳入力のときに、伝票日付と金額で条件分岐して、適格事業者マークを「No/いいえ」に変更しようとする処理を取り消すが、実際に取り消すか取り消さないかの最終判断ができるように、メッセージボックスで「はい/いいえ」の選択をするようにした。支払代金の返還などの特殊ケースにも対応できるようにするため。
・消費税区分別集計表のラベルやメッセージボックスの文章の修正をした。インボイス制度の経過措置期間に対応し、年月の値に基づくフォーム上のパーツの使用可・使用不可の制御を見直した。
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・データmdbのリンク更新時に、リンク先がバージョンアップ前なら、自動的にバージョンアップすることにした。これに伴い、メインメニューの「バージョンアップ」のガイダンス等を修正した。
・免税事業者である場合は、仕訳帳、元帳などの画面で、「適格事業者マーク」(オプションボタン)を見えなくした。
・帳票から呼び出すズーム表示のフォームのデザイン変更。免税事業者である場合は不要のパーツを見えなくした。
・帳票のフォームで、年月で範囲指定するものは、和暦と西暦を並べて表示するタイプのコンボボックスにした。下の画像のとおり。
・付箋の色を、赤から緑にした。
・ログインフォームのデザインを変更した。
・自動的に付箋へ書き込む処理で出ていた「Nullの使い方が不正です」のエラーに対処した。
・決算整理仕訳の伝票では、適格事業者マーク(オプションボタン)を使用不可とした。
・摘要登録フォームのデザイン修正。摘要の文字列を入力するテキストボックスの説明に「Shift+F2でズーム表示します」とあるが、実行するとエラーになり、プログラムが再起動するので、説明から削除した。
・仕訳日記帳から元帳を開く4つのボタンで、補助元帳を開く処理に不具合があったので対処した。

特記事項に、 少額特例 と4文字を記入する。
和暦と西暦を並べて表示するタイプのコンボボックス。良いアイデアですね。