「鶴の恩返し」という民話を知っていますか?

古今東西に広く見られる「見るなのタブー」をモティーフとした物語の一つでもあります。

ざっと、次のようなお話です。

昔々、ある所に貧しい老夫婦が住んでいた。
ある冬の雪の日、老爺が町に薪を売りに出かけると、猟師の罠にかかった一羽の鶴を見つける。かわいそうに思った彼は、鶴を助けた。
激しく雪が降り積もるその夜、美しい娘が夫婦の家へやってきた。親に死に別れ、会った事もない親類を頼って行く途中、道に迷ったので一晩泊めて欲しいと言う娘を、夫婦は快く家に入れてやる。
次の日も、また次の日も雪はなかなか止まず、娘は老夫婦の家に留まっていた。その間、娘は甲斐甲斐しく夫婦の世話をし、彼らを大そう喜ばせた。
ある日娘が、顔も知らない親戚の所へ行くより、いっそあなた方の娘にして下さい、と言う。老夫婦は喜んで承知した。
その後も孝行して老夫婦を助けていた娘が、ある日「布を織りたいので糸を買ってきて欲しい」と頼むので老爺が糸を買って来ると、娘は「絶対に中を覗かないと約束して下さい」と夫婦に約束を言い渡して部屋にこもり、三日三晩不眠不休で布を一反織り終わった。
(中略)
しかし、娘が3枚目の布を織るためにまた部屋にこもると、初めのうちは辛抱して約束を守っていた老夫婦だが、娘はどうやってあんな美しい布を織っているのだろうと疑問を抱き、老妻の方がついに好奇心に勝てず約束を破って覗いてしまった。
娘の姿があるはずのそこには、一羽の鶴がいた。
(後略)

たいそうな前フリですけど、何を言いたいのですか?
「実は私も鶴なんです」とか?
「頭のてっぺんだけ、ツルなんです」とか?

と言われると、言い出しにくいのですが、、、私の仕事部屋を絶対に覗かないで下さい。
すごい散らかりようのゴミ屋敷なもので。
いや、違う、違う!
仕事中の、もろもろのチェックの仕方が変なのです。
めっちゃ何度も何度も確認して、ブツブツ独り言を言いながら、指差し確認だってJRのひと以上にすごいし、どう見ても異常者でしょう。
自分では職業病だと思っていますけれど、神経質で心配性で、何回確認してもどこかを間違えているようで落ち着かない。
だから、仕事中の自分を、誰にも見られたくないのです。

そうそう。
金額のチェックの仕方も変わっていて、例えば、127,455円だと、「じゅうにまんななせんよんひゃくごじゅうご」なんて長く言っていたら、舌ベロも唇も疲れますから、私は「いになしごんご」と言います。864,818円は、「はちじゅうろくまんよんせんはっぴゃくじゅうはち」でなく「ぱろんしぱいぱ」です。

ねぇ!変でしょ。
私の仕事部屋を絶対に覗かないで下さいね。