領収書をスクラップブックに貼らないで!

会計ソフトに入力が終わったなら、貼っても良いですが。。。

実際にあった話です。
私が仕事を依頼されて、「集計と決算をお願いします」と渡された資料は、きれいにスクラップブックに糊付けされていました。
私が最初にやった作業は、レシートや領収書を、スクラップブックから剥がすことでした。(T_T)

経理資料の整理整頓の方法として、昔からある方法が、この「糊付け」ですけれど、これから会計ソフトで入力をしますよという段階では、これほど困るものはないですね。
ETCが普及する前の、日本道路公団、首都高速道路公団の細長いレシートを1センチずつずらしながら、大量に貼ってある。1ページに何十枚も貼ることができる高等技術、すごい技だ。
パーキング代のレシートも同様に。。。

お願いだから、やめてください!
私は、全然うれしくないのですから。

パソコン会計をやるときの経理資料は、バラバラが良いのです。
左手の指で資料をつまんで、それを見ながら、右手でキーボードを叩いて、入力が済んだら、左側に寄せておく。右の山をくずして、左に山を作っていく。そんな作業です。

ガソリン代の山、パーキング代の山、材料代の山、飲食代の山、、、それぞれをクリップで留めて、「◯年◯月分」の袋に納めます。
パソコン会計によって、「貼る」から「束を作る」に変わっています。

クレジットカードで支払ったものは、領収書とカード利用明細書をホチキスで留めます。最近は、長いレシートの上半分が領収書で、下半分がカード利用明細書になっているものが増えてきましたが、まだまだ、水色やピンク色のカード利用明細書も使われています。
カード利用明細書は「インボイス」ではないので、必ず、領収書とセットにしてホチキスで留めてくださいね。
オチキスを使うのは、特例的に、クレジットカードで支払った場合のやり方なので、ガソリン代やパーキング代のレシートを何枚かをまとめてホチキスで留めるのは、絶対にやめてください。

100円ショップに行くと、何種類かの大きさの異なるクリップが売られています。留める紙の厚さに応じて、クリップを使い分けてください。
スクラップブックに糊付けすることは、実は、大変面倒で時間のかかる作業なのです。7年経過したらゴミになるこれらの紙類を、時間をかけてせっせと貼る必要はありません。
散逸しない工夫をすれば良いのですから。

【追記】
今日、たまたま、YouTubeを観たら、若い税理士さんが、私の意見と同じように、「スクラップブックや裏紙に貼るのはやめましょう」とおっしゃっていました。
その税理士さんのおすすめの方法は、会計ソフトに入力が終わるまではレシート類はバラバラで、入力後にホチキスやクリップで適宜まとめてポケットファイルに入れ、1年分を1冊のポケットファイルで保管する、というものでした。
「糊なんて、小学校の図画工作の時間以来、使っていない」とおっしゃっていました。(笑)