と、言いたい気持ち、よぉ~くわかります。
ヘルプを参照しながら、ひとつひとつ進めれば、必ずできることなのですが、導入処理がなぜ大変かというと、インストールした直後で、どの画面も初めて見るものばかりだし、なにしろ、まったく不慣れな状況で、とても重要なことをやらなくてはならないからです。
この記事では、ヘルプからコピペした文章が多いのですが、それだけだと意味がないので、実際のところ、この部分は後回しでよいです、とかを説明して、なるべく導入処理のハードルを下げることにトライしてみたいと思います。
さて、導入処理とは何かというと、仕訳データを保存するデータベースを作成し、新規の会社の仕訳データを入力できるようにセッティングする作業なのです。
快速会計 for Access をインストールした直後は、サンプルデータベース(サンプル商事株式会社)がデータmdbになっています。999_001.mdbにリンクしている状態です。
メインメニューから、「データベース」メニューを選択し、「新規データベース作成(導入処理)」を選択して下さいね。
【作成手順】
1.会社基本情報を入力します。各種の情報を入力するフォームが表示されますから、すべての項目に、もれなく入力してください。
法人コード:1から998までの半角数字で入力します。※後から変更できません
法人名:登記している法人名を、略さずに入力します。※変更可能
所在地:登記している所在地を入力します。※変更可能
会計期間:期首日と期末日を、yyyy/mm/dd の形式で入力します。(例:2025/04/01)※期首日は後から変更できません
決算期数:導入年度の決算期数を、半角数字で入力します。※後から変更できません
消費税事業者区分:課税事業者なら 1、免税事業者なら 2 を選択します。※変更可能
部門管理の有無:「する」または「しない」を選択します。※変更可能
特記事項:年度ごとに、メモしておきたいことがあれば記入します。※とりあえず空欄のままで
2.確認のフォームで「設定完了」をクリックすると、新しいデータベース領域が作成されます。メインメニューが表示されれば導入処理が完了です。
3.メインメニューが表示されたら、「マスタ登録」メニューから、「勘定科目と補助科目の登録」を選択します。
処理対象年度が第2期以降の場合は、前期の決算書や補助簿などを参考にして、勘定科目と補助科目の期首繰越残高を入力します。
期中で導入する場合でも、期首繰越残高を入力します。
そして、「仕訳入力」のメニューから、
① 期首日から導入日までの仕訳を個別に入力する。
② または、直近の試算表を見て、各勘定科目の(残高-期首繰越残高)を入力する。
仕訳に不慣れなかたは、急がば回れで、①の方法をお勧めします。
②の方法は会計に詳しいかたでないと難しいと思います。振替伝票に、今期の「快速会計を導入する前の」資料を見ながら、科目ごとに合計して入力するのですが、振替伝票は貸借の合計金額が一致しないと伝票登録ができません。
※ 損益科目も入力するわけですが、それによって当期利益金額が自動計算されるため、「繰越利益剰余金」は手入力しません。
うっかり「繰越利益剰余金」を手入力すると、繰越利益剰余金の金額が二重計上になります。「繰越利益剰余金」を手入力できるようにしてあるのは、個人事業主のための配慮なのです。所得金額を元入金に振り替えるためです。
「繰越利益剰余金」以外のすべての勘定科目について入力してください。
直近の試算表があるならば、金額が4列あるので、真ん中の2列の金額(今期の借方金額・貸方金額の合計額)をそのまま入力すると良いです。快速会計では、同じ行の借方・貸方に、同じ勘定科目を入力することができます。
といっても、補助科目が設定されている勘定科目については補助科目を省略することができません。補助科目として「999:その他」を設定して、とりあえず、それに全額を入力して、時間のあるときに「999:その他」から正しい補助科目に正しい金額を振り替えていくこともできます。
振替伝票では仕訳行数の制限がありませんので、何十行でも入力できます。借方・貸方の合計金額が一致すれば、伝票登録ができます。
借方・貸方の合計金額の差を埋めるために「100:現金」をとりあえず入力しておいて、時間のあるときに精査して修正するのでもよろしいと思います。修正は何度でもできますから、快速会計を導入後の月々の仕訳入力をやりながら、導入前の部分の完成度を高めていくのが良いでしょう。
※ もっとも面倒なのが、「3.」ですね。貸借対照表科目の前期からの繰越金額を入力し、借方金額合計と貸方金額合計が一致するようにします。「一致」は最大の重要事項ですが、後日、時間をかけてじっくりやっても良いのです
つまり、ここの金額がすべて「0」のままでも、仕訳の入力は可能です。
後日、だんだん操作に慣れてきて、期首繰越残高の入力がちゃんとできた時点で再計算が行われて、正しい残高が帳票に表示されますから、大丈夫ですよ。
その他のマスタ登録については、必要に応じて随時、追加・修正をすれば良いことになっています。
2つほどアドバイスします。「使いやすくなって、うれしい♪」と思えるようになる設定、その1は、補助科目に税区分を設定すること。その2は、摘要登録と仕訳との関連付けをマメに行うことです。ここでは詳しく説明しませんが、ぜひ、ヘルプを参照してください。
上の赤い文字の部分が重要です。後から変更できない項目については、慎重に入力し、しっかり確認してください。
補助科目が、将来、必要になるのかどうか、よくわからない勘定科目もあると思いますが、あとから、補助科目を使う設定に変更も可能なので、あまり神経質にならなくても良いですよ。
すでに補助科目があって、前期からの繰越額も有る場合は、補助科目側の金額合計と親科目である勘定科目の繰越額が一致しないといけませんので、ご注意ください。
メーカーである弊社がユーザーに伝えたいことや注意事項は、すべてヘルプファイルに記載されているので、ヘルプを読むことを面倒に思わないで欲しいと思います。
役立つことがたくさん書かれていますから、何度も読み返してくださいね♪