どのキーも大切なのですが、、、
快速会計を心地よく使っていただくために、特に重要なキーがいくつかあります。
ノートパソコンをお使いのかたには申し訳ないのですが、デスクトップパソコンのフルキーボードを例にして説明します。
まず、Enterキーですね。一番大きなキーです。入力した値を決定して、カーソルを次の項目に進めます。正しくは、フォーカスの移動といいます。
例えば、勘定科目コードを入力して、次に、金額欄に移動する動きです。
摘要で文字入力をして文字列を確定するときもEnterキーを押します。その後、Enterキーを押すたびに、次々に、フォーカスが移動します。
テンキー(数字キー)の右下隅にもEnterキーがあって、私はこちらのほうをよく使います。
次は、ファンクションキー右端のF12キー。仕訳入力のフォームでは、F12キーを押して仕訳登録をします。
また、元帳をはじめとして、かなり多くのフォームを「閉じる」目的で、F12キーを押します。もちろん、マウスのクリックでも閉じることができますが、開いたフォームをいかに速く閉じるかを考えたときに、F12キーを押すほうが速いのです。
次は、Escキー。エスケープキーと読みます。キーボードの左上隅にあります。
このキーは、何かをキャンセルするために使います。
ある操作を取り消して、ひとつ前に戻すとか、そんなときに使います。
例えば、振替伝票で、行の途中まで入力を進めて、「あ、間違えた!」と気付いたときにEscキーを2回押せば、その行をまっさらに戻すことができます。
次は、NumLockキー。ナンバーロックキーと読みます。もっぱら数字を入力できるように固定するキーです。キーボードの右端にあるテンキーはもともとは数字を入力するためのキーですが、カーソルを上下左右に移動する機能と画面をスクロールする機能を兼ねることになったときから、NumLockキーが設けられました。
快速会計を使うときは、ナンバーをロックした状態で使ってください。たまに、何かの拍子に、ロックが解除されるときがあって、「数字が入力できなくなりましたぁー!」とソフトが壊れたか、パソコンが壊れたかと大騒ぎするひとがいます。NumLockキーを押せば解決します。
次は、ピリオドキー。テンキーの右下にある「.」です。このキーの使い方をぜひ覚えてください。
快速会計で金額欄に入力をするときに、とても重宝します。
ピリオドキーを押すと「000」が入るのです。ですから、千円なら「1」と「.」で、300万円なら「3」と「.」「.」と押すだけなのです。
高価な電卓には、「0」「00」「000」という独立したキーがあるのですが、その機能をいただいて実現させたものです。
次は、ファンクションキーのF10キー。振替伝票の金額欄にフォーカスがあるときにF10キーを押すと、簡易な金額計算フォームが開きます。
金額計算フォームは、金額欄の値を読み込んで開きます。それに加筆するかたちで、演算記号( + – * / )や数値を半角で入力し、最後にEnterキーを押します。すると、計算した答えがもとの場所に張り付きます。
計算式と答えのテキストボックスが別々にあります。「あれ?なんか変だぞ」と思ったら、打ち込んだ式がそのまま残っているので修正ができます。ここが普通の電卓と違うところですね。
計算した答えがもとの場所に張り付くという仕様も、電卓で正しく計算したのに、答えを伝票に入力するときに間違えるというミスを防ぐことができます。
大量の足し算・引き算などをするのには向いていません。うっかり税抜き金額で入力したものを読み込んで「*1.1」とやって、税込み金額を貼り付けるとか、そんな使い方が便利だと思います。
次は、ファンクションキーのF4キー。このキーもよく使います。
振替伝票の金額欄にフォーカスがあるときにF4キーを押すと、補助科目がある場合はその補助元帳が開きます。補助科目がない場合はその総勘定元帳が開きます。
メインメニューに一旦戻って、そこから元帳を開き、勘定科目を指定して、といった手間を省くことができます。
売掛金・買掛金・未払金・預り金などにかかわる仕訳で大活躍します。すぐに残高を確認できるので、例えば売掛金では、振込手数料相当額を引かれたか、引かれていないかがすぐにわかります。
また、コンボボックスにフォーカスがあるときにF4キーを押すと、コンボボックスのリストが開きます。もう一度F4キーを押すと、リストが閉じます。
次は、マイナスキー。テンキーの右上隅にある「-」ですね。
マイナスキーは、上記のF4キーと対になるような働きをします。つまり、F4キーを押して表示した元帳は金額の確認が終われば邪魔になるわけです。そこで、マイナスキーを押します。すると、元帳が最小化されてディスプレイの画面左下に小さく収まります。
マウスクリックでも最小化ができますが、右手はいつもテンキーの近くにあるので、マイナスキーを押して、すばやく最小化するのです。
次は、スペースキー。キーボードの一番下の名前が刻印されていないキーです。
振替伝票の金額欄にフォーカスがあるときにスペースキーを押すと、消費税の税区分を設定するフォームが開きます。再度スペースキーを押すと、フォームが閉じます。
また、仕訳行の右端にあるオプションボタン、これは、支払先が適格請求書発行事業者か否かの値を示すパーツですが、ここにフォーカスがくるとオプションボタンのデザインが少し変わります。そのときにスペースキーを押すと、オプションボタンの値が切り替わります。スペースキーを押すたびに、「Yes/はい」→「No/いいえ」→「Yes/はい」→「No/いいえ」と循環します。
次は、プラスキー。テンキーの右端にある「+」です。
振替伝票の2行目移行の勘定科目コードのところにフォーカスがあるときにプラスキーを押すと、すぐ上の行の勘定科目、補助科目、税区分を複写することができます。
大量のパーキング代のレシートの入力とか、普通預金の動き(入金や口座振替)を入力するときにとても便利です。省力化と時短ができます。
次は、半角/全角_漢字キー。文字キーの最上段左端にあります。IME(日本語入力システム)のON/OFFを行います。パソコンのディスプレイの右下に、「あ」とか「A」と表示されている部分をマウスでクリックしても、IME(日本語入力システム)のON/OFFを切り替えることができますが、左手の指で、半角/全角_漢字キーを押すほうがずっと速いのです。
次は、ファンクションキーのF2キー。F2キーを押すと、最小化されてディスプレイの画面左下で小さくなっているメインメニューを、もとの大きさで最前面に呼び出すことができます。
そうしてから、別の帳簿の画面を開くとか、仕訳複合検索をするとか、「データベース」メニューから前期の仕訳データmdbに切り替えるとか、快速会計を終了するとか、そのように、処理の変更を行います。
次は、Alt+/。Altキーとスラッシュキーの同時押しです。
キーボードの右下あたりに、ちょっと斜めですが、上下に並んでいます。右手の人差し指でAltキーを、中指でスラッシュキーを押すようにすると、しっくりと、無理なく押すことができます。
この押し方に、特殊な機能を割り当てています。
それは、振替伝票の伝票日付の「月」のテキストボックスにフォーカスが(カーソルが)ジャンプするという動作です。
快速会計の仕訳入力フォームでは、「年」を入力する必要がありません。仕訳データを保存するデータベースは、1会計年度ごとにひとつ作成されます。会計年度は、何年何月何日から何年何月何日までと決まっているので、「月」の値を入力すれば「年」が決まります。そのため、「月」は重要な部分なのですが、伝票の複写をしたときなどに、うっかり、伝票日付を直す前に、仕訳明細行の入力をし始めたりします。「おっと!」と思って、上矢印「↑」キーを目一杯押しても、Shift+Tabを押しても、「月」のテキストボックスに行くことができません。
なぜかというと、振替伝票のフォームは、親フォーム+子フォームになっていて、親フォームのほうに伝票日付があり、子フォームが仕訳明細行なので、カーソルの移動は上矢印「↑」キーを押しても1行目で止まってしまうのです。
マウスで「月」のテキストボックスをクリックすればよいのですが、マウス嫌いの私は、親フォームと子フォームの境界線を飛び越えて「月」のテキストボックスにフォーカスがジャンプするように、Altキーとスラッシュキーの同時押しに特殊な機能を割り当てたのです。
説明文中で「振替伝票」と書いていますが、「出金伝票高速入力」のフォームでも、ほぼ同様のキーの使い方ができます。
説明の中に、「速く」とか「すばやく」といった言葉がよく出てきます。なにしろ、ソフトウェアの名称が「快速会計」ですから、どの作業も「快速」に進めたいわけです。そうやって、面倒な作業を早く終了して、外に遊びに行きたいのです。本音が出ました。リフレッシュは大事ですからねぇ。肩こりも治さないと。
他にも、便利なキーがありますが、今日はここまでにします。少しずつ、加筆していきます。