快速会計が正しく終了しなかった場合

その後、快速会計が正常に起動しなくなることがあります。

例えば、急な停電のためにPCを再起動した場合や、なにかのエラーによって処理を停止してAccessが再起動をかけた場合などです。以後、「異常終了」といいます。

快速会計のうち、「二重起動を防止する」機能をもつバージョンでは、異常終了後の、快速会計の再起動を失敗します。

【対策】

1.ダウンロードして解凍し、保管してあった快速会計のプログラム(KaisokuKaikei.accde)を、Cドライブの「快速会計」フォルダ内に上書き保存する。

2.快速会計を起動し、ご自分の会社の会計データファイル「111_001.mdb、など」にリンクを更新する。

3.念のため、異常終了する直前の作業を思い出して、どこまでが正常に入力済みかを確認し、少しでも変な伝票が残っていたら、その伝票を削除して、改めて、正しく入力してください。

異常終了のために、まれに、借方と貸方の金額がアンバランスなまま仕訳登録されることがあります。この伝票は、必ず削除してください

「仕訳複合検索」の機能で、入力日時で仕訳を抽出することができます。異常終了する少し前の日時から異常終了した直後の日時を範囲指定して仕訳を抽出すると、仕訳帳の形で抽出結果が表示されます。
レコードセレクタ(左端のグレーのブロック)をダブルクリックすると、仕訳を読み込んで、振替伝票が開きます。特に、借方と貸方の金額のバランスに注目してチェックしてください。つまり、借方金額合計と貸方金額合計が同じでないといけません。

少しでも変な伝票が見つかったら、その伝票を<修正ではなく>削除して、改めて、正しく入力してください。