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Q&Aでは、快速会計 for Access の特長と、財務会計ソフトの一般的な利便性について説明しています。


世の中には、実に多くの会計ソフトがあります。
これから会計ソフトを使い始めようと決意して、さて、どのソフトが良いんだろうと、いろいろと見比べて、これ!と決めるのは、非常に難しいことですね。

お金持ちの人は、超有名で多機能で高価な会計ソフトなら問題ないだろうと判断するかも知れません。
それも選択方法のひとつですが、100メートル先のコンビニにポルシェで向かうようなことになりかねません。
要するに、自分に、自分の事業にフィットした会計ソフトを選ぶのが良いのですが、それがなかなか難しいのです。

「経理のことが解らなくてもかんたん!」「ぜんぶ自動で、申告書までできちゃいます♪」なんて謳い文句は眉唾(まゆつば)だと、私は思いますね。
「簿記をなめたらあかんぜよ!」と言いたい。
クラウド会計が大はやりですが、「いつでも、どこでも、スマホで便利!」って、あぁー、頭が痛い。
クラウドだと動作が遅いですね。やはり、インストール型の会計ソフトが良いと思います。

「総決算」という言葉があります。ものごとを締めくくること、決着をつけることです。会社にとっての決算・申告は重要な作業であり、何年も残る大事な書類を作るのですから、それに向けての日々の仕訳入力作業だって、「正座して背筋を伸ばして」とは申しませんが、パソコンに向かいキーボードでデータを打ち込んでいく行為が尊いと思います。

無料の会計ソフトや、初年度無料なんてキャンペーンがありますから、いろいろ試してみるしかないですね。
しかし、補助科目が作れない会計ソフトは、絶対に選んでは駄目ですよ!
快速会計 for Access では、もちろん、補助科目が作れますし、補助科目ごとに別々の税区分を設定できますので、とても便利です。
Q & A をお読み頂ければ、かなり、快速会計 for Access の良さがご理解いただけると思います。
お問い合わせも受け付けています。お気軽にどうぞ。

快速会計 for Access の基本仕様は20年ほど前に決めたものですが、その後の商法改正や消費税法改正の荒波を乗り越えて、今に至っています。
世界に複式簿記を広く知らしめることになったのが、1494年にルカ・パチオリ氏が書き上げたとされる『スマム大全』で、この書物で、ヴェネチア商人が使っていた簿記の計算方法が事細かに紹介されたのだそうです。
約530年前ですから、20年前なんてのはつい最近とも言えます。
快速会計 for Access は古風な会計ソフトと言えますが、決して、古臭くて役立たずなソフトではないんですよ。(笑)
複式簿記の基本は変わらないのですし、快速会計 for Access は複式簿記の源流を引き継いでいるのです。

法人名義のクレジットカードを利用する機会が増えたとき、毎月、カード会社が送ってくるカード利用明細書が有れば仕訳が出来るので、カードを使ったときの領収書や利用伝票は不要ですよと、税理士でさえそう言っていました。
しかし、カード利用明細書でわかることは限られています。利用日、支払先、金額、支払回数だけです。
ショッピングにカードを使ったとして、何を買ったのは不明。課税取引なのか、税率が10%なのか8%なのかも不明。2023年10月から始まるインボイス制度では、登録番号の有無で適格請求書発行事業者か否かを判断するのですが、カード利用明細書に支払先の登録番号が印字されるとは思えません。
はてさて、クラウド型会計ソフトの最大のウリである金融機関やクレジットカード会社との連携で、私の懸念が現出するのか、解決されるのか。
クレジットカード利用時にお店が発行した領収書や伝票で適格請求書発行事業者か否かを判断してください、となるような気がしています。

最近、YouTubeを観ています。「借方・貸方って、なに?」みたいなタイトルの動画です。
なかなか良い動画も多く、簿記の基本を知るのにとても役立ちますので、みなさんにも視聴をお勧めします。